僧侶がおこなうペットの訪問火葬屋は、法華経を通してペットの供養をさせて頂いております。
ペットの供養と妙法蓮華経
- 日本には沢山の宗派があり、沢山の仏教経典があります。
すべてはお釈迦さまが説かれた教えですから、どれが正しいの、どれが正しくないのと言うことはありません。
- どの教えもすべて素晴らしいのです。
ただ、どの教えも私達人間の為に説かれたものです。
- たとえばご存知の阿弥陀如来様、大変素晴らしい仏様ですね。
私達を極楽浄土にお連れ頂けるのですから。ありがたい事です。
仏説阿弥陀経には「一心不乱に阿弥陀仏の、み名を唱えれば、その人が臨終にあたっても心が乱れることなく、たちどころに阿弥陀仏の極楽国土に往生することができる」とあります。
- ところが、ペット達は人ではないし、さらに「南無阿弥陀仏」のお念仏を唱える事ができません。 その他の経典もわれわれ人間を対象としたものばかりです。
- しかし、法華経の12番目にあたる提婆達多品には、8歳になる龍女の成仏が説かれております。
そう、この法華経のみが唯一人間以外の成仏を説いているのです。ですから、ペットのご供養には法華経が一番だと私は思います。
- 勘違いしないで下さい。決して法華経以外の経典や教えをけなしているわけではありません。浅はかな私の一つの考えです。
- たまに、自分が信じる宗派以外を目の敵にしている方がいますが、残念なことです。
仏教は一つです。沢山ある宗派はいわば兄弟みたいなものです。
お互いを認め合い、仲良くしていく事が本当に大切な事だと思います。